自作ミノー初釣行

shinichi

2010年03月10日 22:07

本日会社休みなり。
午後から晴れるとの天気予報を信じて、大月へ向かう。

…想像以上に雪が積もっている。

車で入渓ポイントへ向かう事自体が困難に思える程だ。
考えた結果、以前下見をしていた本流ならなんとか行けそうだ。
初めてのポイントへとわたしは向かった。



かなり雲っていて寒そうだが、雪も積もると以外に寒くないものなのだろか。
わたしはセーターを一枚脱いだ。

さて、ちょっとしたたまりを見つけて持ってきた5本のミノーを順番にキャストする。
以下スペック。

A.3.4g(フック付き、以下同)、52.5mm/先端丸の角リップ、アイ顎下付け
B.3.1g、4.75mm/角リップ(やや三角)、アイ顎下付け
C.4.1g、5.05mm/先端丸の角リップ(やや三角)、アイ下向け付け、テール太目形状
D.3.1g、5mm/先端丸の角リップ(やや三角)、アイ下向け付け
E.4.1g、5mm/角リップ(やや三角)、アイ下向け付け
リップの角度は正確に計った訳ではないが多分40度くらいで統一。

スイムテストのつもりで投げたらいきなり釣れてしまった。
なんて事にならないかとこの時少し期待したが現実は厳しい…。
スイムテストは順調に進む。

A、B、Cは大きくマイルドに動く。
DとEはかなり良い感じでキビキビと動く。
DとEに絞ってアレキ、ブリンク、ホーボーを混ぜ交互にキャストを繰り返す。
こんなにじっくりとミノーの動きを観察するのは初めてではないだろうか。




Dはフローティングだと思っていたのだが、どちらもシンキングだった。
潜行深度はEが1mくらいだろうか、アレキの少し上を泳ぐ。
いい感じだ。
Dは更に上でたまに水面へと飛び出しそうになる。
Eはバビューンと飛んで非常に気持ち良くキャスト出来るが、Dは少し飛距離不足か。

以下共通で、
・フォール姿勢は平行(気持ち頭を少し下)。
・泳ぎ出しが少しモタつく。
・リズミカルなウォブリングでアクションをつけるとヒラをうつが少し大人し目。

成る程、こんな感じである。
Eは結構好みである。
今日はこいつを使って釣り歩こう。
想像以上に良く泳ぎ少し驚きだ。
今後はEをベースにして改良を加えよう。
まずは、ボディを薄くするかウェイトを分散させるか、リップの形状を変えるかしてトリッキーな動きをするように。
そして泳ぎだしを良くするには…、どうしたら良いのだろう。
さっぱりわからない。
色々と調べてみる事にしよう。
その前に現状のEの状態のものでも量産出来るのだろうか。


スイムテストを終了して釣りあがる。
徐々に天気が良くなってきた。
本流から移動して支流へも。
しかし、川は濁りが入り、下流物が多い。
木々から川へと雪が落ちる。
正直、全く釣れる気がしない。
なんというか生命感を感じられない。
で、結局ノーフィッシュ。
初めての雪の中の釣行はなかなか厳しいもので自作ミノーでの初フィッシュはおあずけとなった。



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