soraさんと
まだ行ったことのないその先を目指しに多摩川へ行こう。
早朝の多摩川へ降り立つ二人は申し合わせた訳ではないがお互いウェットゲーター姿。
この時点ですでに覚悟が出来ていたのかもしれない。
多摩川に降り立つと結構な濁りが入っている。
しかし釣りが出来ない程ではないか?どうだろう。
とやかく考えてないで釣り上がろう。
……
暫く釣りあがるとわたしに待望のファーストフィッシュ。
なんだ、釣れるじゃないか。
口から魚を吐き出したヤマメが釣れた。
お腹がでっぷりしたヒレの綺麗なヤマメだ。
嬉しいな。
ルアーはまさひさんのジョイントミノーからヒントを得た、シャッド+CD1(リップ折れ)。
こんなのでも釣れるんだな。
そのすぐ後にsoraさんにも。
これまた綺麗なヤマメ。
……
お互い1匹、2匹と追加していくが思うようにサカナがかかってくれずになかなか厳しい。
川は濁りが強くチェイスも足元まで来ないと確認できない。
それでも足は止まらない。
ウェーダーでは進めなかったであろう場所もズンズンと進んでいく。
お互いビチョビチョになりながらもなんだかヘラヘラと笑いながらズンズンと進んでいく。
進む程に渓相が良くなり止まらない。
胸まで川に浸かり進んだり、岩をへつったり高まいたり、無理しない程度に進んでいく。
キツいけど楽しい。
……
わたしがヤマメを追加するとsoraさんがイワナを追加する。
soraさんの釣り上げたイワナはサイズもあり、色も綺麗な素晴らしいイワナだ。
う~ん、さすが。
……
結局川通しで
12時間10時間進んだところで体力的にギブアップ。
まだ先はあるが退渓する事にした。
帰り道、次はこの先を進もうと約束しつつ疲れた体にムチ打って車へと向かう二人であった。
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